今さら的な話題。

載せ忘れた過去ネタでありますが、今年、裁判所へ呼び出されたとき
通りがかった骨董品店?にて見かけた、怪しい展示刀・・・。↓
拵えは本身のようにも見えますが、観賞用か居合用なのか疑問・・・

真剣?

・・・とは言っても、刀剣鑑定においては全くの素人なので
あくまで先輩や先生の本身と見比べての適当な私見です;
それでも、手にとってみれば、大半は居合刀か真刀かの区別はつくようになりました。
単に居合刀のカタログをたくさん見てきたので、金具や鍔の形状でおよそ判断できるようになった感じです。

簡単に見分けるには、刀身をみれば刃紋の形状からして全然違うので、一目瞭然なのですが・・・
たとえ居合刀であっても、お金をかければ、真剣と似て非なる拵えにもできるので
鞘に納まった見た目だけで判断するのは、難しいかもしれません。

刀というと、とにかく重いイメージが先行しているようですが
某先生の刀は短くてとても軽いし、私でも楽に扱える上によく斬れる・・・そういう刀も数多く存在します。
刀はどれも一品物であり、技術や資金があれば、いくらでも自分好みにカスタムできるところは奥が深いです。

私は居合刀しか持ち合わせていませんが、購入時に重要視するのは
長さ、重さはもちろんですが、同じくらい重要だと考えるのは
縁頭の金具とそれによって決まる柄の形状です。

握りにくい柄では稽古にならないからで、そこは初心者のときはわからなかったので
結果、一振りは買い換えるはめになったわけですが;
その点は、また次の機会に紹介したいと思います。

木扇発見。

相変わらず、仕事に稽古三昧な日々を送っております。
十手の稽古で使う、鉄扇の代用品を探していたところ
非常に良質な武具を扱う通販店を見つけたので、注文してみました。

一角流十手術 稽古用 木扇(鉄扇の代用)
木扇1

刻印は自分で注文して入れましたが、なにしろ純日本製で
この品質で3000円はどう考えてもお買い得!
手にした瞬間、これは本物の樫の木だ!(高材質)
・・・と、即座に感じとることができました。

先生が持っている木扇とも厚み、重さはほとんどかわらず
扇の段差がない点だけが残念ではありますが、稽古上は申し分ない仕様です。

ホームセンターの端材で、木扇を自作してみたものの
稽古のたびに傷が入り、軽くて耐久性もないことに、ずっと不安を感じていました。
(武具用の木材ではないから、当然ですが・・・)

十手術の形は体術的要素が強いため、腕をつかうために手持ちの扇を床へ放り投げることが多く
また、十手と扇を重ねて、斬りかかる太刀を避けながら受ける場面も、かなり多く存在します。

よって、扇の耐久度がないと、間合いが近いときは結構怖いわけです。
実際、太刀を受けた衝撃で扇が破壊されれば、自分が斬られてしまいます。

まだ形をおぼえる段階で、先生がゆっくり控えめに斬りかかっている今のうちはいいけど・・・
今後、形に慣れて、本気で稽古や演武をするときは、手作り木扇では危なくて到底使えない・・・と思っていた矢先。
良心的な価格で高品質な日本製武具を扱う「星道」という店を発見しました。

もし私がまだ短杖を持っていなかったら、間違いなくここで注文していました。
やはり、真剣形を稽古するならば、しっかりした武具を安全のため用意すべき、と感じた次第です。

木扇2

ただ、ひとつ懸念なのは、今度は武具が堅固すぎて
確かに身は守れるが、床を傷めすぎないか・・・ということです。
なにしろ扇はポンポン投げまくりますので・・・。
(厚み5cm、重さ350g程度)重さは、自分の居合刀の半分強・・・
しかし、見た目は無骨にして頑強。大変気に入りました。

とりあえず、次の稽古から早速使用してみます。

いざ裁判所へ・・・

すでに終わったことなので公表できますが、去年から今年にかけて
裁判員制度の裁判員候補名簿に乗っかっていた私。

そしてある日、ついに裁判所からの呼出状が届き・・・
とある刑事事件における、裁判員候補の選任手続きのため
地方裁判所へ出所いたしました。
地裁

仕事は人員不足のため常に激務で、しかも私はベテラン社員の後任に選ばれたばかり。
新しい工程の教育中だったこともあり、とまどいましたが・・・
昔から司法と法学には興味があったので、公然と会社サボれるし日当と有給のW収入でウハウハだし
是非、やってみたいと思い、辞退はせず
上司に事情を説明して、もう、選任される気満々で最終選考に臨みました。>爆

さて、初めて来た裁判所でまず驚いたのは、裁判員候補の本人確認が
裁判員選任手続きの書類持参と、口頭のみだったことです。
免許証もマイナンバーも必要なく、他に用意するのは印鑑のみでした。

容易に、なりすまし可能です。
・・・というか、公判やってくれるなら誰でもいいよ、的な制度。>爆

裁判員候補者は名前も身分も明かされず、完全無作為に集められた
選挙権を有する老若男女が、当日指定された番号で呼ばれます。

全員で30名くらい集められ、今回の事件を担当する裁判長、裁判官、検事、弁護士が
そろって挨拶にきました。裁判長以外は全員20~30代くらいの若い方々で驚きました。
本物の裁判官や検事なんて滅多に会えないので、貴重な体験でした。

そのうち、諸事情で辞退を希望する人だけ
裁判長との個別面接があります。
その間、他の候補者は今回の事件に関する説明の後
簡単な質問表を書いてから、30分ほど待たされました。

表向きは、単に仕事が忙しいという事情では辞退できないらしいのですが
候補者は大勢いるので、大抵の辞退事由は認められるとの噂です・・・

自分は絶対に選ばれる!そう信じて、前日からずっとイメージトレーニングしていました。

職場で上司に裁判員の選任報告をする場面から、一週間の公判でご迷惑をかけた職場の皆さんに
お礼のお菓子を配布するシーンまで完璧に妄想・・・。

そして迎えた、緊張の瞬間・・・映し出された裁判員選定のモニターに
自分の番号はありませんでした。>苦

鮮明に思い出しました。
かつて、剣道の二段審査に二回落ちた、あの日の虚しさを・・・・・
「ない」とわかっていながら、何度も前後の数字を確認してしまう、あの時の悲しさ。やりきれなさ。
ない、ない、どこにもないぞ~??そんなバカな!自分の目がおかしいのか?いや、そんなはずは・・・・っ。

今回、私のとなりの方が補充裁判員(裁判員の補欠みたいな人)に選ばれていた上
私の番号のいくつか後から三名が連番で選ばれており、非常に悔しい気分でありました。

アンケート用紙にも記入しましたが、こういう制度なので仕方がないとはいえ
何度も書類を送り、わざわざ仕事を休んで裁判所まで来たにもかかわらず
やる気や人格、個々の心情など一切、考慮されず、単に低確率の抽選で決定される・・・という
いかにも、お役所ご都合主義的なシステムは、一般市民の負担に見合わない・・・と感じました。

・・・と、言いますのも、運良く?裁判員名簿に乗っかってから、送られてくる
裁判員選任までの説明冊子(結構なページ数)には、大体目を通さねばならず(私は全て読みました。)

その上で裁判所にも二回、「質問表」を記入後、決められた短期間に返送しなければなりませんでした。
何らかの理由で辞退を希望する場合は、できるかぎり証拠書類も用意しなければなりません。

「質問表」書いて送るだけ・・・とはいえ、書面の確認作業が面倒で
(手続きを怠れば処分されるので、かなり慎重になります・・・)
司法に興味がある私でさえ、忙しい仕事の合間に義務付けられる
これらの作業は、結構な苦痛でした。

これが、裁判などまったく興味なく、育児や介護中の人なら、どう思うでしょう??
呼出についても理由により免除はされますが、それまでの手続きが非常に面倒なのです。

それに、今のシステムでは仮に公正な判断ができない人であっても
虚偽の申請をすれば、抽選のみで裁判員に選ばれてしまいます。

他にやりたい人がいれば、書類を売り渡すことだって可能です。
写真で本人確認しないわけですから。>爆

人を裁く責任もあり、日当(税金です。)が出る以上は
ある程度のやる気や人格選定もしてほしい・・・というのが
私の意見です。

完全なる抽選ですが、はたして今後、私が再び裁判員名簿にのることはあるのでしょうか??
裁判員になれる確立は全国的には、11000人に1人だそうです。
(最高裁からのパンフレット参照)

週末武器職人。

先週は十手術の稽古で使う、鉄扇の代用品を手作りしてみました。

十手術の起源は、室町時代中期から末期とのことで
明治生まれの短杖術と比べると、歴史は深いです。

諸派によって仕様は異なるかもしれませんが
演武で廣井先生も使っている、日本杖道会公式?らしい一角流十手と鉄扇が
かつては神之田先生の斡旋で入手できたようで、私の先生から実物を見せていただきました。

その十手は言語を絶する重厚感があり、一般で売られている十手よりも
鉄棒の部分は太く、頑強に鍛え上げられた無骨なつくりでした。
見た目なりに重く、600g以上はあると思われました・・・

鍵の部分には、しっかりと「一角流」の刻印がありました。
持ち手も広い上、房も大きく、それはもう、立派なものでした。
ちなみに房の色は紫でした。

鉄扇は結構、太めの木製。(材質は樫っぽい。)
表面に凹凸があり、ちゃんと扇の形状になっています。
先端が黒。持ち手部分が赤で、厚めの塗りが施されていました。

教本では、十手の長さは自分の手の握りから肘に合わせて、一尺四寸~五寸。(42~45cmくらい)
鉄扇の長さは、一尺二寸~三寸(36~39cmくらい)とあります。

先生は、木製の鉄扇と十手のセットを五万で買ったそうですが
あの素晴らしい十手を手にしてみると、かなり納得のお値段でした・・・。
正直、手にしてみると欲しくなってしまいましたが、いまや入手困難なのですね;

そこで、チープながら真似して作ってみたのが↓です。
(制作費 1000円程度 制作時間30分くらい→不器用なり;)
鉄扇代理

ホームセンターの端材を物色しただけに
実は長さが若干足りないのですが、やむなく代用。
そもそも、公式の十手が入手困難により
市販のものは規格外なので、稽古上での割り切りも必要かと・・・

十手術は本来、対 真刀を想定していますが
刀身幅が真刀よりも広い、木刀相手の稽古では
十手の鍵部分で、太刀を挟むことができない・・・という問題点があります。

もとより、高価な居合刀を使って稽古するのは危険もあり、現実的でないため
大きめの鍵で太刀(木刀)をはさめる形状にした、木製十手の自作も考えていますが
穴あけドリルやらノコギリやら、大工道具が必要なので保留中です・・・

しかし、先生からは「軽い十手では手先の技になりやすく、、武器の特性を生かした稽古にならない」
・・・と、これまた無茶な注文が;
重い十手を自作するには、鉄パイプ切断やら、鍵部分を溶接するしかないのでは~??

重さだけを求めるなら「兜割」で代用できないか?など、いろいろ考えてますが
マイナー武道をやっていると、しばしばこうした悩みに遭遇します;

↓十手によく似てる「兜割」(10000円~13000円也)重さ600~700g
兜割り

剣道なら業者がたくさんあるので、自分好みの竹刀や防具を特注することも可能ですが・・・
古武道は修行人口が少ないために、カスタムしたい武具は自作しかないという・・・(×ー×)

武器製作は、今後の課題になりそうな予感です。

とりあえず、動いてみる。

稽古場の雪。
頭上注意!

「仕事が忙しいのもわかるが、上を目指すなら、全国講習にどんどん出ないといけない時代になっている。」

先生に言われることはごもっともで、きつい仕事に打ち込むのは
今後増えていくであろう、遠征資金を稼ぐためでもあります。

基礎練習の日数は間違いなく、日々の実力に比例しますので
職務に追われて稽古不足を実感する日々ではありますが
たとえ5分、10分でも、杖や太刀を振る機会を意識していかなければ
自分の理想とする姿からは、遠ざかるばかりです。

「お金は無限に稼げるが、時間(命)は有限である。」
「とにかく動く。突き抜ける。」
有名なホリエモンこと堀江貴文氏の理念です。

できることはできるうちに。
ひとつ事に入れ込んだら、飽きるまでとことんハマるべし。
将来どうなるかわからない未来を悩む暇があるなら
今、現在の価値ある時間をひたすら懸命に生きた方がよい。

堀江氏のこの考えは、自ら試行錯誤して悟りを開く禅道にも通じており
「今、ここ、じぶん。」の在り方、大切さを思い出させてくれます。

「~だったら、やるのに」、「~だから、できない」
これらの言い訳をアドラー心理学的に言うと、それは「やらない」理由をつくって
「変わらない」という行動を選んだ、他ならぬ自分の選択に過ぎないのです。

本当に今の自分を変えたい、と思うなら
まず、何でもいいから、とにかく行動してみることです。
結果を考えてから行動するのでは、いつまでたっても動けないからです。

自分の行動のすべては、後から結果がついてきます。


なかなか難しいことですが、私はその地点を目指したいです。