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熊さん武路愚 ■戒■

熊さんと鋼鉄古楽をこよなく愛する 元ゲーマー。 ときに、一剣士のよもやま話です。

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株式相場格言

作成者云々・・・

五島 鎧影

Author:五島 鎧影
「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)

本日の株価

つよさゲッター

五島 鎧影
壊社員
せいべつ中性
レベル
ちから
すばやさ
こうげき力
しゅび力
EX

仮想敵とは自分なのか。

いきなり哲学的、または心理学的
果ては精神論的な話になりそうですが、形武道において真の敵とは、やはり己自身なのだろうと思います。

単独で行う居合形では、見えないが存在する「仮想敵」なる者を斬ることになっておりますが、それは己自身をも示しているのではないかと。
連盟教本「剣道指導の心構え」の一節に「相手に向ける剣は己に向けられた剣でもある」という言葉もありますし…。

⇩演武会場(見た目に某ドーム球場ですが、中は体育館。)
演武会場
さておき、公式大会や昇段審査といった本番演武はもとより、何度、模擬審査をしてもこれだけは変わらないのですが、時と場に限らず、まあまあ落ち着いて形ができるときと、普段の半分も実力公表できずに終わるときがあります。

過去の経験から、過半数以上は後者の不甲斐なさに至るわけでありますが、極稀に我ながら緊張せずに技をこなせる時もあります。
そんなときはおそらく、目の前の相手に集中し、緊迫感すら楽しめるくらい、自分自身に挑んでいるときなのでしょう。

最近感じたのは、大会規模とあがり頻度は全く正比例しない、という意外な事実です。(私の場合ですが…)

今日の居合稽古では、秋の審査に向けた模擬審査がありました。

一本目から不覚にも後ろ足が震え、抜き打ち後の踏ん張りが全く効かず、理合を考えるどころか、体軸が崩れないように切り上げた刀を支えるのがやっと、という情けない状態でした。(>_<)
形を見ているのはたった数名の先輩と、やさしい先生一人だけ。
…にも関わらず、普段の己を見失うほど、緊張してしまったわけです。

⇩制定居合の解説演武
(杖と兼任の先生多し。
途中、真剣でどこか斬れたらしく、演武中断しました…汗)
居合演武1
かと思えば、先週末の県内全域規模の演武大会では、特に問題もなく、落ち着いて普段とほぼ変わらない内容で、形をこなすことができました。
周囲は、かつて剣道修業時代にお世話になった教士や錬士の大先生ばかり。県警の猛者や県連盟の会長も来てましたが、それでも足がガタつくことなど、一切ありませんでした。

⇩毎度、練度の高い薙刀演武。
(県内で初見の男性〈向かい右〉による薙刀も格好良い。稽古量を想像できるほど、両者切れのいい動きで大変感銘を受ける…)
なぎなた演武
なじみの先生や母校の子供たちに良いところを見せてやろうと、変に気張ってしまうローカル大会よりは、周囲が名高い先生ばかりの大舞台の方が、段位差や技術的に開き直りや、あきらめがつくから、かえってリラックス状態で演武できるのでしょうか…不思議なところです。(^^;)

生還と転機。

連休ど真ん中に初挑戦した、上田太郎山登山競争

↓駅前でお出迎えの幸村公。
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走れる場所は、全体の一割。
あとはひたすら早歩きで山登り。
ときには、手をつかないと登れないような急斜面もあり・・・

まさに「スピード登山」とでも言うべきこの大会を、果たして「トレラン」と言っていいのか微妙ですが
私にとって、生涯初の山走りでした。

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普通のマラソン大会では使わない、ふくらはぎの筋肉がかなりこたえましたが
無事、完走というか完登?することができました。(日頃、スクワットしていて良かった・・・)
レース中の登りより、脚を使いきったゴール後の下山の方が体力的にきつく
斜面でうっかりふらつくほど、太ももにもダメージが蓄積されていました。

選手は300名以上で、下は小学生から、上は70代後半という、世代を超えたお祭りイベントで、とても楽しかったです。
アットホームなスタッフさんの、選手目線での演出、運営が大変素晴らしく
ロードランでは味わったことのない、かなり風変わりな充実感、達成感がありました。

↓開会式(なかなかの盛り上がり・・・)
DSC00360.jpg

レース中は、トップの常連選手も応援スタッフも、気合と情熱にあふれており
年代を問わず、プロのトレランアスリートと同じ土俵で走れるこの大会は
これからも発展、人気急上昇間違いなし、と実感しました。

↓えだまめさんも協賛。ここの豆菓子と鶏から揚げが激美味!
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ヘリで運んだのか??何故か山のど真ん中の神社に
和太鼓やドラムセットがあり、応援演奏してくれたことに、まず驚きました。
給水所も二ヶ所あり、確かにここは山ですよね??と一瞬、疑いました;
そしてなにより、ゴール山頂にまさかのバナナ(!!)が設置されていたことに、一番感動しました。>爆

↓スタート地点が神社というのが、なんともオリエンタルな雰囲気。(謎)
出走は太鼓演奏でいざ出陣!(撮り損ねたが、リアル幸村公もいましたよ~。)

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個人的なレース結果は、性別総合50位で、上位半分以上の順位でゴールする、という目標も
制限時間を一時間以上余して、達成することができました。
ただ、個人的にはタイム40分台を目指していたので、あと一歩というところの無念もありました。

↓コースマップ。(クリックにて拡大化。)
レースの九割以上は山中ですが、スタッフ配置と目印が多いので、遭難はしません。(集団登山だし・・・)
注意書きに不安を煽られる・・・が、勢いで登るのでなんとかなります。急な地点は期待以上の急加減。>倒

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やはり、初参加で大会の雰囲気がわからず、出走装備やスタートまでの準備面で
いろいろとしくじってしまったことが、結果にかなり響きました・・・。

当日は体調も良くなかったため(まあ、それは、毎回なので慣れてますが~)
改善できる反省点を考慮すれば、次回は、もっとスムーズに坂を制することができるはず・・・と確信のため
今回はノーマルコースでしたが、来年は、難度を上げたエリートコースで再挑戦の予定です。
(エリートコースは、ノーマルコースを時間内クリアしてないと出場権が得られません。)

↓夢の跡・・・スタートゲート。
ここに二人ずつ並び、ゼッケン順に名前を一人ずつアナウンスされます。>感激。
銅鑼の音と幸村公の合図でスタート。
こんな粋な演出ですから、出走直前は興奮して燃えてきます!

DSC00371.jpg


今回の登山競争は、かなり練習してから挑みましたが
大体、想定通りの成果を出せたので、本当に良かったです。
夜勤後に無理して、寝ながら急坂を走り続けた苦労が報われました・・・

そして今なお、余韻の中で、坂に魅せられ、坂を走り続けています。

ロードとトレイルでの練習方法がかなり異なるため
来年以降、小さなロードの大会はお休みして
その分、ショートのトレイルランに転向する決意をしました。

今後の私の生き方、走り方を変えてしまった登山競争^^;
是非、多くのランナーに一度は経験してほしい大会です。

平成最後の稽古と坂練。

もはや倒れるかと思うほど、極限的にキツかった仕事も、月末土曜からようやく大型連休に入りました。

令和早々、今年は初挑戦の大イベント「太郎山登山競走」が待っているので、稽古よりも怒濤の坂Runを必死の形相でこなしております。

普通に考えれば、こいつ頭おかしい、狂ってる…と思われそうですが、今日まで本当に真面目に坂道対策の訓練を積んできました。
コース整備されたロードではなく、一度は自然のトレイルを走ってみたい…その思いから、どうにか頑張ってこれました。
 
夜勤明け(毎日残業込)の早朝。
冬場は、職場の誰もいないトレーニングルームで、最高の15度勾配の人口坂を30分走り続けました。

春からは、近所の登山道へ至る坂道ロードを40分かけて往復する日々が、大会エントリーを決めてから、最低週3日、今日まで3ヶ月続いています。

練習量がスゴい人の上を見渡せばキリがないものの、私は記録には、さほどこだわらないのに、わざわざ夜勤明けに何故こんな苦しい練習をこなすのか、自分でもわけわからなくなる時がありました。

しかし、きっと無事レースをやり遂げたときには、すべての苦しさ、犠牲にした時間、労力のすべてが報われるのです。

これは走りに魅せられた者にしかわからない特権。

己の限界を超えたことへの誇りなのであります。

だから私は、大会間近の今、3kgの荷物を負荷に背負って、あの坂を走れるのでしょう。(>_<)

トレイルランが普通のマラソン大会(ロード)と決定的に異なるのが、悪路や登り下りの急勾配への耐性、防寒着や補給食、飲料水を背負って、走り抜く持久力が必要とされるところです。

トレイルは給水所があっても、ロードに比べると数は限られ、必要な準備を怠れば、即退場という厳しさがあります。

レースの難易度にもよりますが、怪我や補給に関して、ほとんど登山と変わらない自己責任能力を問われます。

これは、まさに非日常。

道場にいるときの自分が本来の自分…と感じ、楽しいときも辛いときも、稽古が好きで続けてきた自分。
普段とは違う、そんな自分の強さを発見する良い機会です。

⇩登山競走デビュー用
A社製 ゴアテックス仕様
トレランシューズ。
トレラン靴

ソールのグリップが効いてて、下りと砂利道での安心感が格段に違います。
雪道ならスタッドレスシューズみたいな感じ…防水なのにそこそこ軽いので気に入りました。

理想の稽古

今日の居合稽古は、非常~に運よく、N先生が指導に来ておられました。(支部道場が違うため、年に3回程度しか会えない先生。)

夜勤の宿命とはいえ、毎週末、居合の朝稽古のため早起きするのがとても辛く、今週は特に仕事がハードすぎたため、首を傷めてかなり痛かったものの、気合で起きたかいがありました。(>_<)

N先生のおかげで、稽古3回分ぐらいは修練できたと感じるほど、今回は実り多き稽古でした。

いつも自問自答しながら、半信半疑で自信なく抜いてるけど…指導者によって、こんなに面白いんだ、居合は(^_^)と、感心するほど、N先生は教え方というか、伝え方が上手い。
指摘事項がわかりやすいから、言われたとおりに動きやすく、悪い部分も修正しやすい。

N先生自身は強面で、稽古中は雑談もせず、とっつきづらい印象なので、教え方だけ親しみ深いのも不思議な話ですが;
私の中で、居合においては、もしかしたら一番好きな先生かもしれない…。

刀も道着も渋い色あいで、一切飾らず、そのまま江戸から出て来たような浪人風で(失礼)一貫して地味な姿にも、何やら目をひかれます。

私見で失礼ながら、刀勢や刃筋を見る限り、形ではさらに上と思われる先生も数居られます。
ただ、指導力という点では、文句なく一、二あたりを占めているに違いない…そんなN先生であります。

手慣れた形でも、意識できていなかった、知らずに思い込みで流していたようなことを、たくさん教えていただいて、かなり上達したような気になってしまう自分でありました;

知識として覚えたまま忘れていて、実際には生かせていなかった「居合腰」と「足捌き」。

普段、袴に隠れて表面には出ない…しかし、見る人が見れば熟練度がわかる、そんな大事な基礎の基礎に気がつかせてもらえたことに大変感謝しました。

これまで、形で正しい位置を斬れているか、体勢が崩れていないか、外観ばかりを気にしてしまい、身体運用の基本的な所作を曖昧にしていました。
今回は、足の向き、腰の入れ方、肩の高さなど、居合の武観と美観を兼ね備えた技を抜けるよう、あまり見られぬ細かい地味な部分にも留意していきたい、と思わせられる御指導でした。

秋の審査に向けて、稽古を尽くし、納得いく姿に仕上げていきます。

いきなりですが…
↓兼元の合わせ鞘(左)と本歌の鞘(右)

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鯉口に対して、栗形の位置がかなり違います;
個人的に、抜刀時は鯉口部分に余裕のある合わせの方が、指を斬りにくい安心感があり… 納刀は本歌の方が、鞘を握れば自然と鯉口が隠れるので正しくやりやすい。
(私は鞘引きするとき、指から鯉口を出してしまう癖があるので;)

義治の解刀。(1月の作業)

長らく掲載し損ねてましたが
年明け早々、試斬刀の義治を分解してみましたです。

これが、私の人生初解体…ならぬ初解刀なのでした。

果たして柄が抜けるのか、そしてちゃんと元通りに戻せるのでしょうか~??

おそるおそる目釘を目釘抜きでつついて抜こう…としたが、ハンマーが小さくてやりにくい上、金属の目釘抜きを使うと、木製の目釘を傷めそうで嫌になったため、いきなり木槌で叩いてしまいました!(予備の目釘を上にあてて、ソフトにコツコツ…)

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どうにか生まれたままの姿に…
自分で刀の銘を確認すると、かなりテンション上がってしまいました;「東都住源義治作」(東京都住まいの源義治が作りました)刀屋さんの写真通り、本物の銘でした。(感動!)

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分解してみると、柄やら鍔やら切羽やら、こんな感じです。
少し長くて綺麗な方が、今回、交換用に用意した新しい目釘です。分解するまで知りませんでしたが、鍔のガタつき防止のためにゴム切羽が挟んであって、ちょっと焦りました…;
鍔にも刀身に合わせたらしき加工跡があります。まあ難なく使えればそれでいいし、普段見えない部分は気にしない私です。

後ほど刀屋さんに聞いたところ、ゴム切羽は鍔の上下どちらに挟んでもよいとのことで、勘で上側に挟んだ私も一安心。(笑)

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普段手入れできない、ハバキの中の数カ月分の汚れを除去し、刀油も引いたら、せっせと復元作業に没頭。

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このお茶目な獅子の目貫と唐草の縁頭がどちらも気に入ってしまったため、もっと細い柄で軽い刀がよかったが、なかなか手放せない予感…。(一応、限界まで柄は細く削ってもらってはありますが、それでも兼元に比べると若干、私には握りにくい、太めの柄です。元の金具がデカいから仕方ない。)

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義治君の外装は、黒柄糸に黒鮫なので分かりにくいですが、赤丸の部分が目釘穴です。

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手探り作業30分程度で、なんとか復活。
意外にも元に戻すときより、初めにハバキから刀身を浮かせるまでが堅くて苦労しました…;
ハバキに専用の添え板を引っかけて木槌で叩かなければ、不器用な私に分解は無理でした;

ちょっと高かったが刀用の木槌買っといて本当によかった…(>_<)というか、分解作業で主役の予定だった目釘抜きほぼ使わなかった罠…(爆)

予備目釘と木槌さえあれば、目釘抜きいらんですなあ~。(我流だが;)

せっかくなので、ネットで大量購入した新しい目釘を、目釘穴に合わせてカッターで削っていき、古い目釘と入れ替えてあげました。

しかし、目釘一本でもこんなに解刀が面倒くさいとはっ…
二本目釘の兼元はどうなってしまうのやら…(+o+)

とりあえずいつぞやの長期休暇に兼元の初分解にも挑戦してみる予定です。

ただし、あまり頻繁に柄を外しまくると、柄木や目釘穴が傷むらしいので(゜Д゜)むやみやたらと分解しない方が良さげです。
慣れたら15分くらいで手入れできたらいいですね。

しかし、分解前後では刀に対する愛着が天地の差ですな(^_^;

とうとう、君のすべてを知ってしまったよ、みたいな…(怪)

いやはや、妄想癖は止まりそうにありませぬ。_| ̄|○

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