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退き落とす・・・

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06 /19 2016
数ヶ月前の講習会ぶりに、突然ひょっこり現れた、錬士六段 I先生(しかも稽古終了間際・・・)
短い時間ではあったが、光栄にも引落と逆手の打ち込みを教えていただくことができた。

I先生は現役剣道家でもあるためか、ほとんど稽古に来ないわりに打ち込みが非常に上手い。(失礼;)

無駄な力みがないため、太刀の打ち落としから目間攻めへの移行がスムーズで
体躯も安定しており、流れるような美しい身のこなしながら、挙動に省略がなく、攻めが強い。

I先生にアドバイスを受けながら打ち込みすると、不思議と私でも何本かは理想的な打ち方ができてしまう。
だが、形の中で、常にこのような打ち方を意識することは、現時点では不可能に近い。
かといって、相対稽古のみでは本数が少なすぎる。

だから、ひとり稽古のときは、良い打ちができたときの感触を忘れないように
鏡や窓の前で、自分自身や相棒(杖)と問答しながら、黙々と振っている・・・

しかし、なかなか思う通りの打ち方はできない。

「そう簡単にできないから面白いんだ」と、人に自分に言い聞かせながら、素振りは続く・・・

「できる!絶対できる!!何万本振ってきたんだ、思い出せ!」
迷ったときは、松岡修造さんの熱い言葉に励まされ、またひたすら振り続ける日々なのであります。

コメント

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No title

上段者、指導者の方々っていつ練習してるんだろうってよく思います。
相対稽古する時間、そんなに取れてないと思うのに、よくぶれないな、と。

引き落としとか逆手打ちとか用語はさっぱりですが、有段者の五島さんがわざわざ六段から教わるのですから、高難度の技なのでしょう。
新たな技の反復とその進歩はとても面白いので、羨ましいです。

当流の上段者、稽古にほとんど来ないずんぐりむっくりな人でもすごい打ち込みとかすると、武道って奥が深い。。。とつくづく思います。

稽古に勝る実力なし

>かんたろさん

私の先生からは「実力は、ひとり稽古が八割」と言われています。
私もほとんどがひとり稽古で、鏡の自分と向かい合うのが日課です。
剣道やっていたときも、どんな先生も毎回、鏡の前で自分の構えを確認していました。

引落打も逆手打も、形だけの打ち方は誰でもすぐにできますが
本来の威力ある打ち方を完成させるには、十数年~何十年もの修練が必要です。
全剣連杖道の場合は、段位と実力はほとんど関係なく
差が開くのは経験とセンス、そして何より稽古量です。

香取神刀(道)流の本もいくつか持っているので、かんたろさんの日記と
照らし合わせて、自分の稽古でも何かしら参考にできれば、と思っています。
お互い、頑張っていきましょう!

五島 鎧影

「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)