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杖道試合講習。

士道
07 /04 2016
2016杖道講習

先週になりますが、今年初の杖道伝達講習会に行って参りました。
本試合形式で審判講習が行われ・・・選手側だった自分も良い経験になりました。
時間があれば、審判側も経験したかったのですけど・・・

講師陣からは、相変わらず厳しい指摘のオンパレードで
自分は杖を再び握ろうと思うまでに、一週間かかりました;

落ち込んでも、また復活するだけで、いつものことなのですが
後進の指導=講習参加率という点において、今の方針でいいのかな、と疑問も残ります。

講習実技では運よく、三道(剣道、居合道、杖道)を稽古されているOさんと終日、組ませていただきました。
間合いの取り方が絶妙で、非常にやりやすく、お互い良い稽古ができました。

ところで、講習会の後は、まず、これまでの自分を「リセット」することから始めないといけません。
毎年のように、礼法にはじまり、基本や形の留意点が細かく変更されるため
嫌でも自分を変えなければ、評価外という視点で見られてしまいます。

理論上この所作はおかしい。こんな作法が必要なのか・・・など、理性では考えても
言われたことはその通りできないと、それは古い杖、某一派的、古流的である
=全剣連の杖道では「減点」とみなされます。

何でもとにかく、万事徹底して統一する、という理念において
全剣連の指導方針は、自衛隊の訓練方法や隊員規律と似ているのかもしれません。

そんな講習会からしばらく、私が求めるものは、本当にここにあるのか。と、考えている間は
どうしても杖を振る気にはなれなかったです。

それでも、やっぱり自分は杖が好きだからやっているんだ。
そう思えた頃、ようやくいつものように素振りを始めることができました。

講習会の間、自分以上にきっと多くの言葉を呑みこんで、指導面でもほとんど口出ししなかった私の先生。
段位が下であろうと、大会で実績なんかなくても、実力と人間性では誰より尊敬できる先生。
こんな先生が私の指導者で、自分は本当に恵まれている。

自分はついてる。幸せだ。

そんなことを多々感じる講習会でありました。

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五島 鎧影

「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)