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反省とは出発の道標・・・

士道
10 /31 2016
地元の小さな剣道大会にて。
先生方と同伴し、演武させていただきました。

先生方は一心流鎖鎌を数本、私と先生が杖と短杖をそれぞれ三本行いました。

多少の慣れゆえか、前年度と比べて足は震えず、緊張も少なかったものの
杖においては、心身ガタガタだった前年の方が凡ミスがなかったのが
自分の中では意外でした。

集中度の違いなのか、単なる気の緩みなのか・・・

今年度の反省点は、引落打の直後、勢いで杖を一回床に打ちつけてしまったことと
短杖の「捨身」で、杖を床に着いた瞬間、杖の中心を持てずに入身をしてしまったことです。

「捨身」の着杖は、稽古不足から自分でもうまくいかないことが十分わかっており
毎日、自宅で自主稽古をしてはおりました。
それでも、短期間の集中稽古などでは、空気が違う大会本番での成功など到底無理、ということです。

先生の鎖鎌も、私見では稽古の方が演武よりも
気迫がこもり、迫力もあるように感じられました。
普段の先生よりは、なんだかおとなしいなあ、という印象でした。
歳のせいだと言われましたが・・・;


先日、珍しく稽古場に現れたOさん。
おそらく、Oさんとずっと稽古していたら、疲れるけど確実に上達できるだろうなあ、と実感しています。
Oさんは八段の先生も実力を認めるほどの、優れた武術的センスと気品を兼ね備えた人です。

身体能力抜群であらゆる趣味を兼ねているので、なかなか杖の稽古には来ない人ですが
形を忘れたことがなく、技の憶えも習得も早く、人より稽古量が少なくても、まったく問題なく器用にこなしてしまいます。

私はOさんと稽古すると、他の先生方以上に気合が入るし、稽古の質が格段にあがります。
毎回、Oさんが相手のときは、手に汗をかきすぎて、太刀の柄が滑ってまともに握れないほど
白熱した相対稽古になってしまいます。

彼とは常に真剣勝負、位置交代ですれ違うときでさえ、決して隙を見せられない、独特の雰囲気があるのです。
技術的なことは問題ではなく、持っている「気」の違いと先生も言われていますが
それがOさんを相手にすると五感を通じて、よく伝わってきます。

Oさんは確かに常人とは放つ気が違う・・・とはいえ、技術も現段位以上に優れた人ではあります。
おそらく武道を長くやっているひとならば、彼を一目見れば只者ではない、ということは
立ち姿勢だけでもわかるはずです。

持って生まれたセンスや才能には勝てないかもしれないが
それでも私はOさんにだけは、技で負けたり打ちで見劣りしたくなく、対抗意識を燃えたがらせる故
先生方が相手のとき以上に、Oさんとの稽古では熱が入りすぎるのかもしれません。

Oさん自身は、私に対して何とも思っていないようですが・・・;
会うたびに越えてやりたい、倒したい・・・と影ながら感じる相手は、私にとってOさんだけです。

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五島 鎧影

「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)