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青春に立ち返る。

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05 /02 2017
剣道小説で知らぬものはいないであろう、映画や漫画化でもブームにもなった
かの『武士道16(シックスティーン)』をようやく完読し、続編の17を読み始めております。

連休までは、自己啓発やビジネス本ばかり読んでいて、趣味関係の小説はずーっと放置していたのですが
ようやく時間がとれたので、今更ながら読んでおります。
・・・というよりも、面白くて早く先を読まざるを得ない展開です;

主人公はこの二人であろう、香織と早苗ですが・・・何も知らずに途中から読むと
彼女らが、友達以上恋人未満の、異性同士にしか見えないところが、かなりツボです。>爆

励ましあい、ときにぶつかりあいながら、互いの剣道と性格の違いを認め合い、共に成長していく。
この過程に至るまでの若さゆえの勢い、迷い、純真さが微笑ましく、物語後半ではまた不覚にも涙が・・・;

小説を読んでいくうち、自分の部活時代とも重ね合って
当時の己の浅はかさを、反省する部分も大いにありました。

弱小剣道部ながら、私も香織と同じく団体戦でのポジションは、いつも先鋒でした。
それが二本負けで、のほほんと帰ってくることも少なからずあり、そのとき高校顧問から言われた言葉は
「お前はムードメーカーなんだぞ、簡単に負けてきてどうすんだ!」とのお叱りでした。

私の所属していた部活は、人数ぎりぎりな剣道部で、ポジション争いなどもなく
いつも当たり前に先鋒をやっていたので
この役割の重みが、全然わかっていなかったのです。
そればかりか「いつも一番目だし、たまには大将やってみたいな~。」
なんて呑気なことを考えているようなやつでした。

私は結局、学生時代に一度も大将にはなれず
中高とも、部活内ではライバルで、どちらも部長だったMとTが大将の位置におりました。

剣道を始めたばかりの頃、竹刀を振るのが楽しくて、道場に必ず一番乗りして素振りしたり。
朝練で走っているとき、憧れの先輩に注目されたくて、無理やり追い越したり。
練習試合で先輩を力任せに場外へ押し出したところ、「剣道は力じゃないよ」と諭されたり・・・
カビで真っ白になった面アゴや小手を使わされ、汗でヌルヌルになってるのを見て「ぐえ~;」となったり。
(今でもあの感触は忘れがたい・・・>特に小手の親指。)

そんな、学生剣道部時代の思い出あれこれを思い出させてくれたのが
小説の武士道シリーズであります。

剣道を知らずとも、磯山香織の抜きん出た圧倒的存在感だけで
十分楽しめるので、多くの方に読んでいただきたい良作です。

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五島 鎧影

「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)