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刀よ寝るな!

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09 /30 2018
ずっと居合審査の稽古と、来月のマラソン大会の練習に夢中だったため
杖の稽古がちょっと久しぶりになってしまいました;;

本日、台風が来る前に3時間ほど、しっかり基本から稽古できましたが
体幹と足腰は日々ぬかりなく鍛えてあるものの
やはり、僅かな期間とはいえ、相対相手がいない上に、ひとり稽古もろくにしないと
杖の形稽古独特の勘や気は、すぐ衰えを感じてしまうことに・・・

まさに、慢心なく如何なるときも稽古あるのみ、といったところです。
どんな偉い先生方とて、それは同じ。
だからこそ、先生もまた我々以上に稽古、研究に熱心なのでありましょう。

基本技の上で、今後、高段を目指すためとして、自分も気になってはいるが
すぐには修正の難しい、細かい留意点をいくつか指摘されました。
先生からのご指導を絶えず念頭において、少しでも理想の杖を遣えれば、と思っております。

↓MY初代刀 「源 義治」
(出自~帝都生まれの元 昭和軍刀。 特徴・・・重い、短い、無骨な豪刀。)
※鍔元の茶色は、鯉口緩み防止の止め革です。
義治君2

話戻って。
私としては今年最後の試斬稽古。
先生の指摘で、自分の足を斬るような覚悟で、間合いを詰めに詰めたところ
初めて、刀を抜いた状態から、踏み込んでの袈裟斬りを体得できました。
試斬稽古の機会が少ないとはいえ、ここまでくるのに、二年もかかってしまいました・・・;;

これまでは、剣道の打ち間が長年、しみついているためか
どうしても斬る間合いが遠くなりがちで、物打でなく剣先ばかりが
巻き藁にかすってしまうため、やむなく斬るたびに間合いを計って
上段に構えた静止状態から、一刀ごとに袈裟で斬っていたのです。

試斬では剣道でいう近間で振りかぶり、物体に対して元打ちになるような至近距離で
真剣を振りきる感覚でないと、きれいには斬れません。
切断後は鍔迫り合いをするような距離感になっています。
この感覚をつかむまでに、自分はとても苦労したのです。(他の方はいざしらず・・・)

先生や先輩みたいに、普通に中段から、勢いよく踏み込み斬りをやろうからには
本当に「この一刀で何が何でも、ぶった斬る!」くらいの確固たる決断と
失敗したら死あるのみ・・・剣道的には「捨てる?」ぐらいの、気迫がないとまず、無理です。(大げさでもない。)
さもなくば、中途半端な一太刀など、切っ先の先端だけ畳にかするか、斬れても畳の皮一枚残ったり・・・で
きれいスッパリ一刀両断には至りません。

私も、高確率で一発両断できるのは、かろうじて「右袈裟」だけで
「左袈裟」となると、右利きゆえか、斬るときの踏み込み足やスピード、力のすべてが遠慮気味になるため
刃の先端に巻き藁が当たってしまい(大体、こうなるのが剣道の打ち間で斬った場合です。)
かなり成功率が悪いです;
下手に水平斬りなどやろうものなら、振っている途中に刃が寝てしまい
刃筋が狂ったまま、巻き藁を横殴りにして、ふっ飛ばしかねません;;

無茶な斬り方をして、大事な義治君を曲げたらえらいことですので・・・
しばらくは自分の技量に沿った、袈裟斬りをメインに稽古していきます。

いつかは形通りの水平、逆袈裟斬りもできるようになりたいものですが
抜き打ちなどは、夢また夢のようです。
(形通り斬る、という現実は厳しい・・・)

コメント

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No title


自分が知ってる「袈裟切り」とは、脇構えから刀を右から左に切り上げて胴を切る技。
本当の袈裟切りとは、これでいいのですかね?
最近、母校の剣道部に行って高校生と稽古しています。

高校生は、片手(右手一本)で、左から右に切り上げて竹刀を突き上げるようなドーを打ちます。
しかも器用。

なんじゃこりゃー( ゚Д゚)、基本通り打てと言ったけど。。。
もしかして、逆袈裟切りだったりして???

台風これからか過ぎたのか…

>hikaさん

脇構えからだと、巻き返す以外は下から斬りあげるか、突くはずなので、逆袈裟だと思います。
そして、逆胴の軌道が右袈裟だと思います。前に踏み込んで打つ逆胴かと…(適当;)
ということは、通常の胴打ちが私の苦手な左袈裟の軌道になりますね。すり抜けない胴打ちですが。(多分;)
高校生の片手技は、抜き打ちな感じですかね(;^_^A
余程の力量がないと、片手抜き打ちは、柄から手が抜けることもあるらしく、真剣で斬るときは危険です;

抜き打ちは刃筋の他、鞘引きを含めて抜くスピードと勢いの力が大事だと先生からは聞きました。

私には、生涯できないかも知れないほど高度な技です(+_+)
私の回りの先生でも、抜き打ちでしっかり斬れる方は二人しか知りません。
剣道同様、居合も片手技を極めるのは難しいようです。

五島 鎧影

「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)