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熊さん武路愚 ■戒■

熊さんと鋼鉄古楽をこよなく愛する 元ゲーマー。 ときに、一剣士のよもやま話です。

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株式相場格言

作成者云々・・・

五島 鎧影

Author:五島 鎧影
「義より上に道はあるなり。これを見付くる事 容易に成りがたし。」
(葉隠 聞書第一)

本日の株価

つよさゲッター

五島 鎧影
壊社員
せいべつ中性
レベル
ちから
すばやさ
こうげき力
しゅび力
EX

ゆるゆる鯉口の修理

実に今さらですが、鯉口を切るときの親指は、関節を曲げていてはいけないことを、最近知りました。
(ただし、流派によってはOKかも?戸山流では、注意された記憶なし。)

鯉口を切る親指の関節を曲げてしまうのは、使い込んだ鞘の鯉口が緩いために、刀身が鞘から抜け落ちるのが怖いからでして……初めてで不器用ながら、経木という薄い木の板をボンドで貼り付けて 鯉口を補修してみました。
鯉口補修
(正式な貼り方を知らないのでこんな感じに;;)


何か失敗したら不味いので、とりあえず居合刀の鞘だけ加工。
(全剣連の形覚えるまでは、居合刀ばかり使いそうだし。)

その結果………今度は鯉口きつすぎて入らなすぎに(°∇°;)

鯉口補修後
ま、どうせまたすぐ緩くなるからいいか……安全面重視で、勝手に鞘滑りして刀落ちないことが大事。
(ちなみに、店で新品の刀を買うと、あえてきつめの鯉口になっており、写真のもう2mmくらい鞘に入った状態で納品されます。⇨稽古するほど、すぐ緩んでくるから;)


さておき、いろいろ自習してみると、これは古流の伝統なのか、全剣連のお約束なのか、混同。混乱に陥ることが度々出てくる。

杖も居合も、全剣連が制定した規則から外れた古流の理合を、審査や試合でみせるとNGなので……(どんなに技が素晴らしくても減点らしい。)

形をつきつめるほど使い分け、住み分け?の折り合いが難しくなりそうなところである。

組織による形の全国統一。それによってもたらされた普及と標準化の弊害として、代々の先生方が伝えられ、守ってきた古流ならではの個性や伝統が軽んじられ、各流派の色合いが薄くなっていくことは避けられない宿命なのか。

雑誌の記事や過去の事件を読み解いていくと、これからの居合道はどうなって、どこへいくのか(杖や剣も)なにやら不安になってくる。

だが、私は知っている。
限りある不自由のなかにこそ、限りない自由があるということを。
定められた制約の中でこそ、革新的な発想が生まれてくるということを。

教本には書かれていない、それらを模索し、創造し、具現化していく。
それが制定居合を学ぶことの醍醐味ではなかろうか?

だから、たとえ審査や試合で抜かれなくても、古流が廃れることはない。
そんな信念をもとに、自己の技を研鑽していきたい。

下緒の美学

居合道において欠かせない重要アイテムは、刀と自分を結束している「下緒」です。

⇩左から繁打綿、特注角朝正絹、真田紐、角朝綿。
下緒いろいろ

刀身や鞘の形状が自分に合うかどうかも確かに大事ではありますが、いざ全剣連居合をはじめてみると、下緒選びがかなり重要と感じます。

全剣連居合には立礼から座礼、居合膝などという基本所作に加え、各技に対して抜刀、納刀方法が複数あり、立ち技、立礼、基本の納刀しかないシンプルな戸山流と比べて、規定された礼法の複雑さ、それに伴う下緒の取り扱い方にかなりの難度差があります。

よって、下緒をただの好みや価格だけで選んではいけないと強く感じました。
下緒は各自、気軽に個性を出せるアイテムなので、色だけは好みで選んで構わないとしても、素材は予算が許す限り、こだわるべきかと思います。

⇩糸の材質と厚みで使いやすさに大差あり。
下緒いろいろアップ

少しでもスムーズに礼法を済ませたく、これまでいろんな材質の下緒を使いましたが、同じ綿や正絹でも、扱うメーカーによって品質にかなりのバラつきが生じることに驚きました。

過去の失敗談ですが、某有名店の柄巻の絹糸は、手触りはいいがあまりに滑って、とても稽古で使う気になれず、もったいなくも、わざわざ安い綿糸に巻き直してもらったことがありました。
以降長らく、自分に絹糸は合わないと思い込んでいました。

それがある時、色合いの鮮やかさにひかれ、ダメもとで他店の正絹巻を試したところ、これは本当に絹なのか、と店主に尋ねるほど、手の内に心地よい感触とグリップ感がありました。

たとえ安価な木綿でも、製品によって使い心地は様々で、某メーカーは織り幅が広めで柔らかすぎて縛りにくいが、他メーカーだと絹と大差ないほど絡まりにくく、コシがあって手によく馴染み、大変扱いやすいものも存在します。(あくまで、私の使用感ですが。)

紐の組み方も、太めが好きな方は剣道具の紐と同じ「繁打」で良いと思いますが、手が小さく指も細い私の場合、「角朝」でないと、紐を帯に通したり、きつく縛るのに苦労します。

また、真田紐が下緒に合うと聞いて試しましたが、私にはまったく使えませんでした(つд`)紐の厚みが薄っぺらでうまく縛れない上に解けやすく……種類が多く、見た目は個性的なだけに残念でした。

私が現在、使いやすさ最高だと思う下緒は、池田様のお店の特製正絹、角朝風です。
この店でしか買えない特注品でありながら、価格は他店の正絹よりも安いです。

滑らず、絡まらず、よく締まり、解きやすい。特注品なので色合いも少し変わって珍しく、大変きれいです。

しかも、他メーカーより織幅が細いので帯にも通しやすく、文句なしの最強下緒です。
正絹は滑ると思う方は、池田様の商品を使ってみると、きっと正絹巻の認識が変わります。

大願の出稽古。

師走と関係なく毎日仕事が忙しく、またしても徹夜で稽古でした。
(しかも他支部道場で初参加;)
そんなわけで、またまた来ました。上田城。

私は、この上田という地にやたらと縁があるらしい。

学生時代は、ここの寮で2年暮らし、里山では登山競争デビュー戦を飾り、さらに今回、全剣連居合の出稽古に来ているのだ。

難攻不落の上田城跡。
上田城

こんなにも素晴らしい、憩いの城跡公園が、身近にあったにも関わらず、若い学生時代は、ブームだった対戦格闘ゲームに明け暮れ、魅力の温泉街や全国的に有名な神社さえ興味がなく、歩いて行ける場所でさえ、立ち止まりすらしなかった(-_-;)

癒しの上田城跡。
上田城跡

それが今、街中の至るところが魅力的に映るのは、歳を経て、心身ともに人生の価値観がすっかり変わった、ということらしい。あれから20年以上経つから当然といえばそうだが…。

さて、前々から全剣連居合の稽古を願ってきた私だが、年末の土壇場にとうとう決断し、夜勤が終わってから、ほぼ徹夜で朝稽古の体験見学に来てしまった。(普通に考えておかしい;)

気になる事をこのまま先延ばしにしても、きっと何も始まらない、と覚悟を決め、とうとう片道二時間以上の稽古場へ、来年からぽちぽち通うことにしたのだ。
休日がほとんど日曜しかないから、毎週、居合、杖、ジムの三択をしないといけない。役員や行事が重なれば自主稽古で時間工面しなければならないが、まあ、なんとかする予定(°∇°;)

それだけの資金と時間をかける価値が、この地の居合道部にあることは、道場へ足を踏み入れた瞬間にわかってしまったのだから…。

早朝からの少ない稽古時間には一切の無駄がなく、馴れ合うことなく皆様キビキビと行動し、挨拶もしっかりしている。
真面目に居合道を極めたい人だけが集まっており、人間関係も稽古に必要最低限で、かなりさっぱりしている。

自分も貴重な時間をひたすら稽古に集中したい考えなので、上田道場は性に合うと考えた次第。

上位の先生方は、無駄なく隙なく、黙々と古流を抜いておられ、凛とした場の空気が澄み切っていて、久々に気持ちが引き締められた。

幸い、全剣連道場にも杖と居合を兼任している、なじみの先生がたくさん居られ、気負いなく仲間入り出来そうです。
しかし、杖と居合の稽古では動きのキレも風格も、全く別人の先生がいたので、今でも信じがたいほど驚いている…余程の天才でない限り、適正というものはあるのではないか。

文化祭試斬の教え

「一回の演武は、十回の稽古に値する」
…というのが、私の持論でありますが、何故か本番で稽古以上の実力が発揮される、という意外な成功に終わったのが、区民文化祭での試斬でした。

以下、よく先生方から言われる名言。
「審査や演武で出せる力が、その人の本当の実力。」
「うまく斬るためには、何がなんでも斬る、と決めてしまうことです。」

古武道の周知と会員募集を兼ね、思いきって、今年は地区の文化祭に初出場。

公衆の面前で斬るのは初めて。
観衆は、近所の顔見知りな人ばかり。

最前列は若者たちが、がっちりスマホ構えてる(°∇°;)

文化祭試斬 藁さま

そんな状況下でありながら、逆袈裟で一刀両断したのは、実はこの日が初めてでした。(°°;)
これまでに逆袈裟を稽古したのは、道場と自宅で斬った藁2本だけ。
しかし、結果は写真の通り、なかなか綺麗に斬れてしまいました。
不思議なこともあるものです。

藁さま2019-1

まだ各切断部の距離感が広いとはいえ、やみくもに両断だけに集中していた初期(右側)にくらべ、現在(左側)は獲物、刀身ともに狙い通りの位置へ斬りこめるようになりつつあります。
(私はまだ3~4刀が限界ですが、上手い先輩だと、藁一巻で4~6刀ぐらい斬れてしまいます。)

藁さま2019-2

初斬りの藁様と文化祭の藁様を比べると、切り口の面積と断面の違いで、稽古の成果がわかります。

藁さま2019

年間に斬る本数は、10本程度でしたが、それでも確実に精度は向上すると思うと嬉しくなります。

今回の演武の斬り方は逆Z型で、通称「稲妻斬り」と命名してますが、右袈裟⇨左逆袈裟⇨右袈裟で、すべて一刀両断できました。

我ながら「義治、よくやった(>_<)」と、刀(義治)も自分も褒めてあげました。
観衆よりも、あっさり斬れた自分自身が一番感激してたと思います。(汗)

斬り方の難易度に関係なく、「人前で試斬を大成功させた。」
そのことにより、得られた自信と努力のステータスは、私にとって大変有意義なものとなりました。

余談ですが、演武前は予期せぬことに、いきなりマイクを握らされ、簡単な居合の紹介と挨拶もしたのですが、思いつきだけで話し出してしまったので(完全なるアドリブ;)どうせ話すならもっとウケを狙ったシナリオを考えてくれば良かったなあ、と反省。
ただ、過去に何度かコーチングやビジネスセミナーに出ていた経験が役立って、突発プレゼンながら、結構すんなりと話すことができました。
久々に人前で話す良い機会が得られて良かった。


今回の文化祭試斬にあたり、ご指導いただいている先生からは、お手本試斬動画の撮影協力をいただき、本番まで毎日それを見て、間合いのイメージトレーニングをしていました。
会社にいるときも、柱を見ると、斬り込む間合いを計っていました。(^_^;)
また、同じ流派で試斬歴の長い、刀剣商の池田様からも、参考になるアドバイスを多数いただき、心強かったことに深く感謝、御礼申し上げます。

皆様のおかげで、日々、様々な稽古ができ、成長していけることが、私にとって何よりも楽しく、幸せです。

今後も精進を重ね、所持する刀に見合う技術を、高めていきたい所存でございます。

そこにあった現実…

いまだ還らず。

我が家から30分も離れていない、最寄り駅のゴミ山です。

前月の台風で、氾濫した川や家屋から流されたものが、まだそのままになっているのです。
浸水したリンゴ畑

今回の水災では、自宅は被災を免れたものの、親戚宅や会社で複数の方が床上浸水しました。

見慣れた風景が瞬く間に一変したことは衝撃であるとともに、毎年、それなりの覚悟と準備が必要とされる時代になったことを実感します。

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